ザ・家康クラッシック

「ザ・家康クラッシック」

という面白い企画のコンサートへ行きました。

お目当てはずっと好きなチェリストの新倉瞳さんです。高い確かな技術力、舞台上で醸し出す柔らかな雰囲気、演奏が好きで時々気になるコンサートへ行っています。この日はバッハの無伴奏を弾いて下さって、大満足でした。ずっと聴いていられるぐらい好きです。

ポッパーのハンガリアン・ラプソディは難しそうな曲でしたが、余裕のある演奏で安心して楽しむことができました。

箏をしっかり聴いたのは初めてです。

13の弦があり、曲によって柱をずらしたり楽器自体も替えたりとなかなか大変そうだなぁと思いました。平安時代から13弦ある箏が用いられていたことに驚きでした。

お正月によく流れている「春の海」のチェロとのアンサンブルが特によかったです。

特に家康について沢山の本を書いている安部龍太郎先生のお話も江戸時代の文化レベルの高さや家康についての豆知識など知ることができました。

観客には夏休み中の小学生もいました。

作曲家や徳川家康のエピソード、演奏家達のお話も聴くことができて飽きずに楽しめるコンサートだったのではないかと感じました。