アルゲリッチ&マイスキー&ヤンセン
別府アルゲリッチ音楽祭の東京公演へ行きました。

こちらのチケット、販売日当日にあっという間に売り切れて諦めていましたが、母が諦めずに別日のお電話でのお申し込みに電話をしてくれてチケットがとれました。
しかも前から5番目の席です。

マイスキーさんは昔、聞いたことのあるチェリストです。バイオリニストのヤンセンさんは初めて聴きます。
前半のベートーヴェンのチェロとバイオリンのソナタ、アルゲリッチさんのピアノの美音が光ります。弦の音色は特にヤンセンさんは情熱的に弾く方で私にとっては「美しい〜。」という音ではなかったです。
ヤンセンさんの右肩が上がったり下がったり、バイオリンを挟んだり挟まなかったり、ボーイングが必ずしも真っ直ぐではなかったり、そんな独特の弾き方に目を奪われていました。
火花が散るようなクロイッツェルソナタだったと思います。アルゲリッチさんはテンションの高いところはもちろん高くですが、俯瞰しながらコントロールしながら演奏しているように感じました。
このコンサートで私が1番感動したのはショスタコーヴィッチのピアノ三重奏曲でした。ちなみにマイスキーさんは白から黒の衣装にお着替えをされていました。 3人の息がピッタリでお互いを強く意識しながらの演奏。
別の世界に連れていかれていくかのようなドラマ性をも感じました。お2人の弦の音色もショスタコーヴィッチにとても合っていたような気がします。
演奏が終わって観客の皆さん共々別世界へ行き、1番初めに現実世界に戻ってきたのは
「弾き終わった〜。」
と立ち上がったアルゲリッチさんのように思います。コンサート、ホール全体を支配する女神でした。
